【ネタバレなし】『フレンチ・ディスパッチ』(2022)の薦め

コンシェルジュ
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今回@toaru_cinemaで提案する映画は『フレンチ・ディスパッチ』(2022)だ。

今作はネタバレなしで、これから観る人にどんな映画か伝える内容になっている。

作品情報

『フレンチ・ディスパッチ』(2022)

 

制作 2022年
ジャンル ロマンス/コメディ 
時間 1時間48分
キャスト ビル・マーレイ
オーウェン・ウィルソン
配信サービス 未定

 

あらすじ

「グランド・ブダペスト・ホテル」「犬ヶ島」のウェス・アンダーソン監督が、フランスの架空の街にある米国新聞社の支局で働く個性豊かな編集者たちの活躍を描いた長編第10作。国際問題からアート、ファッション、グルメに至るまで深く切り込んだ記事で人気を集めるフレンチ・ディスパッチ誌。編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr.のもとには、向こう見ずな自転車レポーターのサゼラック、批評家で編年史家のベレンセン、孤高のエッセイストのクレメンツら、ひと癖もふた癖もある才能豊かなジャーナリストたちがそろう。ところがある日、編集長が仕事中に急死し、遺言によって廃刊が決定してしまう。キャストにはオーウェン・ウィルソン、ビル・マーレイ、フランシス・マクドーマンドらウェス・アンダーソン作品の常連組に加え、ベニチオ・デル・トロ、ティモシー・シャラメ、ジェフリー・ライトらが初参加。

引用  映画,com

 

『フレンチ・ディスパッチ』(2022)の喜怒哀楽位置付け

フレンチ・ディスパッチ最終号に掲載されるのは、

①怪しい地区に自転車で潜入する「自転車レポーター」
②服役中の天才画家について書いたアート記事「確固たる名作」
③学生運動に身を投じる若きヒーローの結末を描いた青春記事「宣言書の改定」
④警察署長の息子がとある日に誘拐され、それを署長お抱えのシェフが事件解決に奮闘するサスペンスとグルメ記事「警察署長の食事室」

この4つのストーリーだ。

重たい内容の話しも喜劇的なシーンが入っており、思わずふっと笑ってしまうストーリーの位置付けはまさに『喜』であろう。

一新聞に載るストーリーがウェスアンダーソンの手によって緻密に再現されている様が実に素敵な映画だ。

『フレンチ・ディスパッチ』(2022)のキャストと登場人物

アーサーハウイッツアー・Jr

アーサーハウイッツアー・Jr

フレンチ・ディスパッチの編集長

エルブサン・ザゼラック

エルブサン・ザゼラック

自転車レポーター

J.K.Lベレンセン

J.K.Lベレンセン

モーゼス・ローザンターラー

モーゼス・ローザンターラー

服役中の天才画家

ジュリアン・ガタージオ

ジュリアン・ガタージオ

美術商

シモーヌ

シモーヌ

看守

ルシンダ・ダ・クレメンツ

ルシンダ・ダ・クレメンツ

私生活に秘密を抱えたジャーナリスト

ゼフィリッツ・B

ゼフィリッツ・B

学生運動のリーダー

 ジュリエット

ジュリエット

会計係

ローバック・ライト

ローバック・ライト

食を愛する孤独な記者

アンニュイ警察署長

アンニュイ警察署長

美食家の警察署長

ネスカフィエ

ネスカフィエ

警察署長お抱えの警察料理シェフ

『フレンチ・ディスパッチ』(2022)の評価

評価  IMDb 7.3/ 10
Filmarks 4.0/ 5

さらに口コミ評価をFilmarksからも引用してみた。

【低評価】

殺人的なつまらなさだった。
元々私はウェスアンダーソン監督の映画が好きではないので期待していなかったけどこれは酷すぎる。
ここ2、3カ月眠気を感じたら即コーヒーを飲むようにしているのだがそんなものでは私の眠気を妨げることは出来なかった。
話が3章(確か)にわかれてるのだが全てのパートがつまらない&何を言いたいのかよくわからない。
しかもこんだけ豪華な俳優陣を揃えているのにも関わらず全員チョイ役すぎてもはや有り難みすら無くなってくる。

この監督、ビジュアルへのこだわりや音の使い方は良いんだけど、内容が面白くないんだよね。
どれも後にストーリーが思い出せない。
特に今回は面白くなかったなー。

でもシャラメくんのあのセリフだけは面白かった。

低評価に多い意見としては、やはり良くも悪くもウェスアンダーソンの世界観が強すぎるところだ。

ビジュアル推しのオシャレ映画で内容が入ってこないという意見が実に多かった。

【高評価】

釘付けにされるポップかつ毒のあるビジュアルと独特のセリフで本当に翻弄されるけど、ショートフィルムが集まっているようなストーリーなので比較的見やすかった。
出演者が豪華で、それだけでも楽しい

楽しみにしていたので公開日に観ました!
まさに映画好きの映画好きによる映画、という感じで計算された画角、衣装、魅力溢れるキャスト、演出などなど読後感が半端ない仕上がり。
カルチャー好きには堪らん。

シャラメの登場シーンは女子の心の悲鳴が聴こえてきそうでした。

個人的にはパルプのジャービス・コッカーが音楽で関わっていたことにムネアツでした!

高評価は低評価の真逆でやはりウェスアンダーソンの世界観の良さを評価するものが多い。

コンシェルジュ
コンシェルジュ
細部までにこだわったディテール、これぞウェスアンダーソン。

【起承転結・ストーリーを重視するあなたにはみて欲しくない映画】『フレンチ・ディスパッチ』(2022)の考察

Masako
Masako
最初に伝えるが私はウェスアンダーソンの映画が大好きだ。

だが今作に関しては低評価の意見同様、面白くなかったと少し感じた。

確かに緻密なまでに計算されたストーリーではあるのだが、淡々と進んでいくストーリーがどことなく眠気を誘い、「早く終わらないかな」とすら思うほどだった。

そして強く思ったのが、ビジュアルをここまで推してしまえば、ストーリーが追いついてこないのは致し方ないということだ。

字幕のスピード感も早く、内容に感情移入できない部分も多かった。

とてもじゃないが、一度観ただけで英語のわからない日本人が満足いく内容ではないだろう。

理由としては、

・どこからともなく現れる字幕
・画角がワイドからスタンダードになる

など、もしかすると内容などあまり関係ないビジュアルで良し悪しを判断する若者の方が受けがいいのではないかとさえ感じた。

とかく映画というよりアート作品の要素を強く感じた。

『フレンチ・ディスパッチ』(2022)のまとめ

コンシェルジュ
コンシェルジュ
いかがだったでしょうか。

ウェスアンダーソンの新作映画、待ちに待った方も多いのではないだろうか。

観る人の言語力、処理能力、映画になにを求める比重が高いかによって、面白さの指標が変わる映画だと感じた。

だが他のどんな映画よりも感じたのは位置付けでも話した『喜』の部分で、ビジュアル推しの中に、映画の楽しさを伝えようとしてくれる遊び心をとても感じた。

コンシェルジュ
コンシェルジュ
一つ大切にして欲しいのは、まっさらになにも考えずこの映画をワクワクして観て欲しいという点だ。

ぜひアート作品を鑑賞するかのごとく観て欲しい。

 


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