【ネタバレなし】『パラサイト 半地下の家族』(2019)の感想!観るべき前に知っておくとより楽しいこと




Masako
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今回、当ブログの主人@toaru_cinemaが提案する映画は、『パラサイト 半地下の家族』(2019)。

本記事では、こちらを紹介していきます!

作品情報

『パラサイト 半地下の家族』(2019)©CJ ENM Corporation

制作 2019年
ジャンル スリラー/コメディ
時間 2時間 12分
キャスト ソン・ガンホ
チェ・ウシク
評価
 IMDb  8.6 / 10
Filmarks4.1 / 5
配信サービス
Netflix/U-NEXT/Amazon prime/dTV
(※2021年2月13日現在)

 




あらすじ

一家全員仕事なし!ビンボーだけど、仲睦まじく暮らしていた平凡な家族の長男が、ヒョンなことから、大富豪の家の家庭教師になった。このことをきっかけに、弟は妹、父、母と全員を大富豪の自宅で就職することに成功し、彼らの生活にまさにパラサイト(寄生虫)していくストーリーは、どんどん思わぬ方向へと進んでいく。

【ネタバレなし】『パラサイト 半地下の家族』(2019)の位置付けとイラストイメージ

パク一家©CJ ENM Corporation

喜怒哀楽の位置付け

喜怒哀楽の位置付けですが、今作は『楽』にしました。

既にストーリーをご存知の方や、映画のジャンルを観ても、「スリラー」となっているので、「??」となる方も多いかもしれません。

でも、この家族、確かに一家全員失業中でビンボーだけど、それなりに家族仲良くあーだこーだ言いながら楽しく生きてたんですよね。

なので、「楽」に位置付けました。

『パラサイト 半地下の家族』(2019)のイラストのイメージ

『』

『パラサイト 半地下の家族』(2019)

Masako
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とにかく寄生虫感が出るようなイメージにしました。

背景は喜怒哀楽の『楽』のイメージから、黄色で楽しいコメディ感と、そこからスリラーさを増して、寄生虫感漂うイメージを出したくてグレーや黒などの暗色でデザインしてもらいました。

そして本来のポスターでは、このように、

『パラサイト 半地下の家族』(2020)©CJ ENM Corporation

全員が黒いバーで顔が隠れていますが、今回のデザインは、キム一家と、パク一家に分けて色を変えました。

ちなみに、パンフレットでは黒がパク一家、キム一家が白のバーになっていました。

イラストは今回も、前作の、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)からお願いしている@mmmreverie_に作成してもらいました!

【ネタバレなし】『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)の感想!ルールに従った女性の末路とは

こちらのイラストイメージは上記の記事で紹介しています。

前作に引き続き、「イラストから映画を考察させる」コンセプトにして、観る前から「面白そう!」と想像してもらえようにディレクションしています。

 




【DVD鑑賞のススメ】監督がDVD鑑賞を進める理由とは?

ポン・ジュノ監督もこちらのインタビューでDVD鑑賞を勧めています。

後半の展開に繋がる細かな伏線が実は前半に少しずつ隠れているので、結果を知りながら伏線を探すのも楽しいんでください!

と語っていますが、『パラサイト 半地下の家族』(2019)の良さは、1回目の鑑賞よりも、2回目、3回目の鑑賞に隠れているところだと思うのです。

Masako
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DVDって昔はもっと高かったですよね?この値段でいつでも鑑賞できる事って、単純にすごいなと思います。笑

地上波『パラサイト 半地下の家族』(2019)の反響は?

地上波で放映となると、気になるのが日本語吹き替えの声優陣。配役次第で「え!違う!」感が出たり、良し悪しが出ちゃいます。

そんな気になる地上波の声優さんが、

・ギウの声 神木隆之介
・ビンボー一家の父親役 山路和弘(『麒麟がくる』(2020)三好長慶役)
・大富豪一家の長女役 早見沙織 (『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011)鶴見知利子役)

となっており、山路和弘さんは洋画好きなら絶対一度は声を聞いたことがあるとても深みのある声の方ですよ。

そして、SNSで検索すると非常に多くの、

「ミッドサマー」もいけるでしょ!

という言葉を観ました。

Masako
Masako
いや調べただけで「カルト」って出てくる映画、地上波でイケないでしょ。

とはいえ、世界的に評価された作品が、公開から2年経って、地上波で放映されたことで、普段映画館に足を運ばない方も作品に触れることができる良いきっかけになって、素敵なことだなあと思いました。

『パラサイト 半地下の家族』(2019)を鑑賞することで得られる学び

劇中のセリフに、

「絶対に失敗しないコツを教えてやろうか。それは無計画でいることだ。計画を立てると必ず計画変更しなければならないことが出てくる。無計画でいれば、どんな失敗に見えることも失敗ですらないんだ。」

という言葉があります。

生きていると、あまりにも選択をする場面が多すぎるから、削除していくのもまた手だというネガティブさを学べます。

この映画では、ポジティブさよりも、ネガティブな感情を学ばされる部分が強く、「頑張っても報われない世界感」がすごいけど、どちらかというと真逆。

人生に挫折するときは、それ相応の理由があり、頑張り方や、進み方、その他諸々理由があることを忘れちゃいけないと、キム一家から学ぶのです。

映画を観ていけば、このビンボーな一家が成長していける筋道はあったはずなのに、それができなかった原因が分かる言葉や、行動が詰まっているので、そこを観て、自分ならどう生きるかを学べるのもこの映画のいいところです。

【2019年ベスト映画】なぜ『パラサイト 半地下の家族』(2019)は世界的に評価されたのか?

『パラサイト 半地下の家族』(2019)は、

・ゴールデングローブ賞 コメディ・ミュージカル映画部門の作品賞
・主演男優賞(ダニエル・クレイグ)
・主演女優賞(アナ・デ・アルマス)
・脚本賞

といくつかノミネートされますが、脚本賞は受賞出来ず、この年の脚本賞受賞は、『パラサイト 半地下の家族』(2019)で、

・作品賞
・脚本賞
・監督賞
・国際長編映画賞

4冠も受賞した快挙ある映画でした。

外国の映画が作品賞を受賞したのは史上初だったんですよね。

アメリカの経済メディアQuartz(クオーツ)は、

「今回の受賞者を見ると、多様性が確保されたとは言い難いが、少なくとも『パラサイト』の受賞からは、ハリウッド以外の映画を認めようとするアカデミーの意思をくみ取ることができる」

https://bunshun.jp/articles/-/34480

と言及されていました。

今作は6回ほど観ました。確かに良い映画ですし、上記のような見解があったとしても正直どうしてここまで評価されたのかについて確信に迫る記事は見つかっておらず、正直私自身もなぜここまで評価されたのか理由が分かりませんでした。

でも、その答えは、誰でもなく監督本人が持っていました。

まだ若くて映画の勉強をしていた頃、ある方の言葉を胸に深く刻んでいました。「もっともパーソナルなことがもっともクリエイティブ」。映画の巨匠、マーティン・スコセッシ監督の言葉です。

この言葉は監督賞を受賞した際のスピーチです。

このスピーチを見て、なぜここまで評価されたが納得できました気がしました。

【ネタバレなし】『パラサイト 半地下の家族』(2019)のまとめ

『パラサイト 半地下の家族』(2019)©CJ ENM Corporation

Masako
Masako
みなさんは近年の映画や映像についてどう思いますか?
VFXがどんどん主流になり、ゲームも、映画も、幾多の映像は、壮大さばかりフューチャーされて、人間の本質が描かれていないように思うんです。

単純にいえば、映像美の追求ばかりで、中身がない。

ってところです。

昔の映画や、ゲームのあの荒っぽい世界観が素敵なのって結局そこだと思うんです。

SNSが流行ったことで、だれでも簡単に情報にアクセスできるので、個々が掘り下げて物事を考えたり、調べる事が減ったなと思います。

そういう中で、パーソナルな部分をしっかり描いた『パラサイト 半地下の家族』(2019)は、生きていれば誰でも感じたことがあるであろう格差について感情が揺さぶられる部分がある映画だと思うんです。

近年の映像美を追求した映画が好きな人、また、映画をそんなに観ない人にこそオススメしたい映画だなと思います。

ビンボーだけど『楽』しく生きてきた一家と、正反対の家族が交差することで始まる壮絶なストーリー。

Masako
Masako
是非最高のコメディとスリラーのミステリーが相まった世界観に感情浄化されてください!





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