『怒』『22年目の告白』(2017)の名言集!




考え方、捉え方は十人十色。

1つの葛藤から生まれたそれぞれの結末は余りにも違いすぎた『22年目の告白』(2017)。

今回は、そんな『22年目の告白』(2017)の名言を紹介していきます!

タップできる【目次】

『22年目の告白』(2017)の名言まとめ表

曾根崎

「はじめまして。私が殺人犯です。」

美晴

「あたしのお父さん、こいつに殺されたんだよ!今でもさ、ドアの向こうでお父さんが苦しんでる声、聞こえてくるんだよ。ねえ、なんでこいつ、こんな本出して許されてんの?なんでみんなこんなんで騒いでんの?」

仙堂

「私がやらなければいけないんです。法律で彼を裁けないなら、私たちが裁きましょう。」

山縣

ファントム・ペインって、ご存知ですか?」

仙堂

「戦地取材していた時に友人にもらったんですよ。ま、げん担ぎですね。ペンは剣よりも強し。」

仙堂

「私には一つ疑問がある。この本には事件の全てが描かれているわけではない。ここには描かれていないもう一つの事件があったのではないかという疑問です。」

若松

「やる気ならとことんやれ。時間稼ぎくらいしてやる。」

仙堂

「始めから生きる気力のない人間を殺しても、何も救われない。まあでも、そのおかげで今の君がいるんだとしたら、あれもムダでではなかったってことか。」

牧村

「拓巳、そいつは法律で裁くことが出来る。」

仙堂

「どうしたってこれから1人の時間が長くなるんで、ゆっくり自分を見つめて、手記でも書いてみようかと思ってるんですけどね。」

 

【ネタバレ注意】『22年目の告白』(2017)名言紹介

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名言1.曾根崎「はじめまして。私が殺人犯です。」

1995年5人の方が殺害されたにも関わらず、事件は未解決のまま22年前が過ぎ、東京連続絞殺事件は時効を迎えました。

そして時効を迎えた今、その犯人は自ら告発本を出し世に出てきました。

犯人である曾根崎は、自分にたどり着くことすら出来ない警察やマスコミを無能と考え、自ら真相を明らかそうと告発本を出したのです。

それが自分に出来る最後の仕事と考えたからでした。

この曾根崎の行動はフィクションだから許されますが、こういった知能犯の殺人事件が現実に起こったら怖いと思った方も多いのではないでしょうか?

名言2.美晴「あたしのお父さん、こいつに殺されたんだよ!今でもさ、ドアの向こうでお父さんが苦しんでる声、聞こえてくるんだよ。ねえ、なんでこいつ、こんな本出して許されてんの?なんでみんなこんなんで騒いでんの?」

伊藤 英明演じる警察官の牧村は、共に刑事をしていた滝も、妹も曾根崎によって殺されました。

書店で働く美晴も東京連続絞殺事件の5人のうちの1人である父を殺された1人で、美晴はそんな父を殺した犯人の本を売らなくてはいけない立場に苦しんでいました。

彼の本の売り上げは初版30万部で、彼はそれでも足りないと考えていました。

曾根崎「“編集者として、心中するつもりで売ります”。あの言葉はウソですか?」

 

川北「“こんな本を出す出版社じゃもう書かない”。そう言って契約を切る作家の方が・・・」

 

曾根崎「当たり前でしょう。あなたの会社はそういう本を出したんだから。徹底的に売ってください。22年もかかったんです。」

というほど彼は本を売りたがっていました。

彼がこれほどまでに数字を気にしている理由も後ほど分かる悲しい伏線です。

名言3.仙堂「私がやらなければいけないんです。法律で彼を裁けないなら、私たちが裁きましょう。」

22年前海外から帰ってきたジャーナリスト仙堂は、何度も東京連続絞殺事件の遺族や現場に取材に通いました。

そのときに書いた記事が認められて今の仕事があると考えていた仙堂は、真実を公表することが自分の義務のように、周囲の反対意見を聞かず、曾根崎にテレビ出演をさせようとしました。

名言4.山縣「“ファントム・ペイン”って、ご存知ですか?」

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連続絞殺犯に妻を目の前で絞殺された医師の山縣は、

「戦場に行って片腕も失くしたとします。すると帰ってきてから失くしたはずの腕が痛むということがある。ない場所が痛むんだから治療のしようがない。被害者遺族の抱える痛みはそれに近いと思うんです。」

“ファントム・ペイン”の説明を牧村にしました。

そのあとすぐ彼の病院に大勢のマスコミが訪れ、そこには曾根崎がおり、曾根崎は山縣に謝罪をしました。

彼の行動は本当に罪を認めようとしてやっている行為なのか、パフォーマンスなのか果たしてどちらなのでしょうか。




名言5.「戦地取材していたときに友人にもらったんですよ。ま、げん担ぎですね。ペンは剣よりも強し。」

ドキュメンタリー取材を受けていた仙堂が密着クルーに、
「その万年筆って、もしかして本に書かれていた・・・」
と言われた際に密着クルーに言った言葉です。

 

ジャーナリストは多くの取材と原稿を書く時間を費やします。

 

そんな彼が言うこの言葉は、彼がジャーナリストという仕事とどう向き合ってるかしっかり伝わる名言です。

名言6.「私には一つ疑問がある。この本には事件の全てが描かれているわけではない。ここには描かれていないもう一つの事件があったのではないかという疑問です。」

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番組がいよいよ始まり、この事件を22年追ってきた仙堂だからこそ思う疑問を曾根崎に投げかけました。

仙堂は死んだはずの牧村の妹里香については一言も描かれていない告発本に疑問を持っていて、それについてて曾根崎は、

「あれは5人で完結した作品です。」

と謎の言葉を発しただけでした。

この曾根崎自身が語った言葉は、真実を知る大きなヒントになる言葉になります。

名言7.若松「やる気ならとことんやれ。時間稼ぎくらいしてやる。

真犯人だと名乗る男からテレビ局に連絡がありました。

その真犯人は自分が真犯人であることを証明するために新たな証拠を持参してこのスタジオに来てもいいが、曾根崎に加えて牧村も出演することを条件にしました。

牧村は自分が出れば皆が迷惑になると考え辞表を出し、そんな牧村に若松がかける言葉は、多くを語らずとも、信頼している2人の関係値が読み取れます。

名言8.仙堂「初めからから生きる気力のない人間を殺しても、何も救われない。まあでも、そのおかげで今の君がいるんだとしたら、あれもムダではなかったってことか。」

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牧村が辞表を出したのは、過激なことして犯人を炙り出すためでした。

その結果真犯人に炙り出されたのは、ジャーナリストであった仙堂でした。

彼が言ったこの言葉は、とても冷酷で、人殺しを楽しんでやっていたことが伺えるとても残酷な言葉です。

大切な人を失った悲しみはどれほど深いものでしょうか。

“ファントム・ペイン”という名言を紹介しましたが、被害者遺族の抱える痛みはない場所が痛むようにまさに永遠に消えないのです。

名言9.牧村「拓巳、そいつは法律で裁くことが出来る。」

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拓巳は仙堂は死ぬべきだと考え殺そうとします。

それに対して、

「そうだ私は死ぬべきだった。あの地下壕で。」
と仙堂は言いました。
仙堂自身、23年前紛争地で監禁されテロリストに仲間を殺され深い心的外傷を折っていたからこそ、逃れられない呪縛から殺人に至ったのです。

名言10.仙堂「どうしたってこれから1人の時間が長くなるんで、ゆっくり自分を見つめて、手記でも書いてみようかと思ってるんですけどね。」

逮捕された仙堂が語った言葉です。

仙堂はこの言葉の前に、

「戦場で大切な人を失ってから、体の中に黒く深い闇のようなものが広がっていって・・・。どれだけ仕事で褒められても、その闇は一向に照らされない。さみしいですよ、そりゃ。かろうじて光があるとしたら、この世に自分と同じ境遇の人がいるということですね。」

と語っていました。

彼は犯した自らの罪を持って、同じ境遇の仲間を作り上げたのです。

同じ痛みを抱えたもの同士が話し合うことで傷は癒されると言いますが、彼がやったことはあまりにも残酷な行動でした。



『22年目の告白』(2017)名言まとめ

人は他人に与えられた苦しみを自ら犯したくしたくないと思いつつも、他人に同じ苦しみを与え、負の連鎖を繰り返してしまう事もあります。

特に仙道自身のように大きな外敵心傷を追えばなおのことでしょう。

この映画での大きな学びは仙堂こそ、その外敵心傷から自らが同じ罪を犯してしまいますが、拓巳と牧村は同じ外敵心傷をうけ苦しみましたが、同じ葛藤の末に罪を繰り返す選択はしませんでした。

同じ葛藤でも、人それぞれの捉え方次第で、終着点が全く別物になるということをこの映画から学びました。

『22年目の告白』(2017)、是非緊迫感溢れる大どんでん返しの物語を出てくる名言と一緒に堪能してください!





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