『パラサイト 半地下の家族』(2019)を観たあとで知っておくとより楽しくなる名言10選!



ビンボーだけど、仲睦まじく暮らしていた平凡な家族と、大富豪の家族がひょんなことから出会い、繋がり、互いの生活が交わっていくことにより、悲劇の物語が進んでいく『パラサイト 半地下の家族』(2019)。

今回は、早くも日本公開も1年と経った、『パラサイト 半地下の家族』(2019)の名言を紹介していきます!

『パラサイト 半地下の家族』(2019)の名言表

『パラサイト 半地下の家族』(2019)©CJ ENM Corporation

ギウ

「父さん、僕はこれを偽造や犯罪とは思いません。来年この大学に入るから」

ヨンギョ

「信じられる人との繫りがベスト。つまり一種の信頼の輪?」

ダソン

「同じだ。2人は同じ匂い。ジェシカ先生もこんな匂いだよ」

チュンスク

金持ちなのにじゃなくて、金持ちだからだよ。分かってんの?」

グンセ

「パク社長、今日も食事と寝床を。リスペクト!!」」

グンセ

「地下に住んでいる人は多い。半地下も入れたらもっとだ」

ドンイク

「キム運転手は、言葉や行動が度を越す瀬戸際だけど、絶対に越さない。それがいい。認めるよ。でも、臭いは度を越しやがる。車の後ろの席まで」

ギテク

「絶対に失敗しない計画はなんだと思う?無計画だよ、無計画。ノープラン」

ギウ

「これ?僕にへばりつくんです。本当です」

ギウ

「父さん。今日計画を立てました。根本的な計画です。お金を稼ぎます。大金を」

 

【ネタバレ注意】『パラサイト 半地下の家族』(2019)名言紹介

名言1.ギウ「父さん、僕はこれを偽造や犯罪とは思いません。来年この大学に入るから」

ミニョク©CJ ENM Corporation

大学生の友人ミニョクは、自分が留学している間に、ギウにジソの家庭教師をするように頼まれました。

ですが、ギウはミニョクとは違い、浪人生

難なく家庭教師の職を手にするために、ギウは妹ギジョンに、大学の在学証明書を偽造してもらいます。

その出来栄え見た父ギテクは、

「ソウル大学に文書偽造学科はないのか?あればギジョンは首席入学だ。」

と言い、その言葉に対して、ギテクが言った何気ないこのセリフ含め、家族の言葉はこの家族が貧乏な理由が韓国社会だけが理由ではないことを悟れるようなセリフです。

名言2.ヨンギョ「信じられる人との繫りがベスト。つまり一種の信頼の輪?

ヨンギョ©CJ ENM Corporation

 

ギウは、ヨンギョが使える鴨だと思い、家族全員をパク家に紹介しました。

ヨンギョが言ったこの信頼の輪と言う言葉は、彼女が純粋が故に気づかなかった抜け目です。

この純粋さというのは、彼女がドンイクの妻で、裕福だから生まれたというよりは、描かれていませんが、彼女自身も裕福で、泥水など味わったことがないから招いたと考察させる言葉です。

名言3.ダソン「同じだ。2人は同じ匂い。ジェシカ先生もこんな匂いだよ

ギウとギジョン©CJ ENM Corporation

キム一家全員は、パク一家の元で働くことになりました。

無論、誰もがキム一家が全員家族などということは、気づいていないものの、ドンイクの息子ダソンだけが、同じ匂いだということに気づくこのシーンとセリフは、とても印象的なシーンです。

名言4.チュンスク「“金持ちなのに”じゃなくて、“金持ちだから”だよ。分かってんの?」

パク一家©CJ ENM Corporation

「奥様は本当に純粋で優しい。金持ちなのにな。」

の言葉に対して妻チュンスクが言った言葉です。

お金持ちだから、純粋で素直で子供もひねくれていないと考えているギテクが言ったこの言葉もそう。

チュンスクが言った言葉もまた、まるでお金があれば自分たちの問題は全て解決すると思っているかのようにも感じる一言でもあります。

ただ、全てはお金のせいなのでしょうか。

半地下の住人と、そうでない住人の階級の差だと感じるシーンでもあります。

 




名言5.グンセ「パク社長、今日も食事と寝床を。リスペクト!!」」

グンセ©CJ ENM Corporation

パク一家の屋敷の地下にはシェルターが隠されていて、前家政婦の夫グンセがは4年間、金取りに追われているために半地下に隠れていました。

側から見れば粗末な暮らしでしたが、グンセはその崇拝の気持ちを、モールス符号で家主のパク・ドンイクに感謝の言葉や挨拶をしていました。

名言6.グンセ「地下に住んでいる人は多い。半地下も入れたらもっとだ」

ギウとジソ©CJ ENM Corporation

「こんなところで生きていけるのか?これからどうする?計画もないだろ?」

というギテクの言葉に対してのグンセは、

「俺はただここが楽なんだ。」

と言いました。

彼の人生には計画性もないからこそここが楽なのです。

なに不自由ない生活を与えてくれるパク家が絶対的君主なのです。

名言7.「キム運転手は、言葉や行動が度を越す瀬戸際だけど、絶対に越さない。それがいい。認めるよ。でも、においは度を越しやがる。車の後ろの席まで」

ヨンギョ©CJ ENM Corporation

雨の中、庭に貼ったテントで過ごして戻ってこないダソンを見守るため、庭が見えるソファで眠ることにしたパク夫婦でしたが、そのソファの目の前の机の下にはギテク達が隠れていました。

ギテク達がいることで部屋に充満するその匂いを地下鉄の中の臭いともドンイクは表現し、その中にいる乗客特有の臭いがするとも言っていました。

この臭いに対しての彼の言動が、のちにとてつもない悲劇を生むセリフになります。

名言8.ギテク「絶対に失敗しない計画はなんだと思う?無計画だよ、無計画。ノープラン」

ギテク©CJ ENM Corporation

危機的状況にこれからどうするか、計画が何か兄ギウが父に聞いた際の言葉です。

このセリフから、読み取れグンセとギテクが共通していること。

それは「ノープランの人生」と言うことです。

彼に才能がないからこそ、計画性がないからこそ、この家族がいつまでも半地下で暮らしているんだという事実を感じるシーンです。

名言9.ギウ「これ?僕にへばりつくんです。本当です」

ギテク©CJ ENM Corporation

ギウはずっと山水景石を抱えて一夜を過ごしました。

この真意は、この水石が「富・学術向上をもたらす水石」という点から、ギウは変えられない、変えたい現状にしがみついていることが考えられます。

韓国での階級社会を感じると、何かにしがみついて願掛けをここまでしたいほどの気持ちというのは実際のリアルな裏の韓国の一面だと感じ取れるシーンでありセリフです。

名言10.ギウ「父さん。今日計画を立てました。根本的な計画です。お金を稼ぎます。大金を」

ギウ©CJ ENM Corporation

キム一家は大惨事を招き、父ギテクはパク家の屋敷の地下室に隠れ住むことにな、ギウはそんな父にモールス符号で信号を送りました。

「父さん。今日計画を立てました。根本的な計画です。お金を稼ぎます。大金を。大学、就職、結婚もいいけど、まずはお金からです。稼いだらまず、この家を買います。引っ越しの日、僕と母さんは庭園にいます。日差しが降り注ぐから。父さんはただ階段を上がってください。その日まで、どうかお元気で。それでは、また。」

と言ったあと回想シーンが入りますが、ギウが涙しているシーンと現状、何も代わり映えしなく、変わらず半地下で過ごしている姿から、それは夢のまた夢だと示唆します。

特に韓国の階級差を考えると、ギウのような能力のない人間が父を救い出し、本当にこの豪邸に住むのは無理でしょう。




『パラサイト 半地下の家族』(2019)名言まとめ

パク一家©CJ ENM Corporation

ポン・ジュノ監督のインタビューの内容に、

「彼らは初めから”寄生虫”であったわけではありません。彼らは私たちの隣人で、友人で、そして同僚だったのにも関わらず、絶壁の端に押しやられてしまっただけです。回避不能な出来事に陥っていく、普通の人々を描いたこの映画は「道化師のいないコメディ」「悪役のいない悲劇」であり、激しくもつれあい、階段から真っ逆さまに転げ落ちていきます。この止めることのできない猛烈な悲喜劇に、みなさまをご招待いたします。」

と、とても惹かれるインタビューがありました。

犯罪者は初めから犯罪者であったわけでもなく、理由もなく犯罪を犯したわけでもないと思うのです。

皆、生まれたときは純白で汚れもなかったのに、生きてく上で積み重ねた小さな悪が大きな犯行を誘うきっかけになるのだと感じました。

胸に響く名言というよりは、悲しい名言が多いですが、作品を観る上で切り取った10個の名言は、観る前に是非チェックした上で鑑賞するとより楽しんで見ていただけると思います。

是非『パラサイト 半地下の家族』(2020)、是非自分だけにしかない、いろんな問いを持ちながら、名言も踏まえた上で、ぜひご覧になってください!



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